「若者を貧困にすれば子どもをたくさん産む」 韓国の牧師が教える少子化対策にネット上で批判集まる
2016年9月12日23時46分
中国専門サイト「レコー ド・チャイナ」は6日、韓国紙「京郷新聞」によるとして、女性信徒に対するセクハラ疑惑が持たれているチョン・ビョンウク「弘大新教会」牧師が、
「若者を貧困にすれば子どもをたくさん産む」という趣旨の説教をしたことが分かって、同国のネットで物議を醸している、と伝えた。
4日にソウルの同教会で開かれた礼拝で、チョン牧師は「計算すると心は悪になる」というテーマで説教した。
出エジプト記1章12節とパロ王の事例を引用し、「皆さんは忘れてはいけない。誰かを殺したいときは親切にすれば死ぬ。虐待すればより繁栄する」と述べた。
その上で、「貧しい村の人々はたくさん子どもを産む。今の韓国の若者に子どもをたくさん産ませる方法は、逼迫(ひっぱく)・虐待・貧困に直面させれば、子どもが湧いて出てくるだろう」と強調した。
韓国のネットユーザーからの批判的なコメントは、「宗教人の人間性がこんなにも低レベルだなんて、ぞっとする」「牧師の口、いや、人の口から出た言葉とは思えない」
「神の顔に泥を塗る行為。すぐに牧師を辞めるべき」「そんな説教をするなんて・・・今の20代は大学を卒業しても就職できない。若者の実情を知ってから話をしてほしい」
「チョン牧師の言葉を真剣に聞く人がいるということが情けない」など。
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